忠太郎のことを考えている
忠太郎とは誰かはわからないし、変換するまでこんな感じで表記するということも知らなかった。
忙しくてヒーと悲鳴を上げる嫁はんを邪険にするのはよろしくない。
ヒーにはヒ～で感じあおうよ。
仙台は30度を超えた。
夏至。街は暑くゆだる。
俺は本を返すためにリュックサックの重量を2kgほど重くして、黒い自転車にまたがる。
盛岡から仙台に越してきて、向かう先のバリエーションも増えたと思ったのは錯覚だった。
向かうところは結構重複していて、俺はいつも同じところにチャリを停めて、大体似たようなルートを経由して、耳にはイヤホンをはめている。
去年9,000円のイヤホンを3回壊した。
もういやになって1400円くらいのイヤホンを使っている。
何の不自由もない。
俺の2万7,000円はただ、俺はいい音を聴けるはずだという過信を支えていただけだった。
そもそもポッドキャストばかり聞いている。
俺の耳の中に住む忠太郎。
大きな音には弱いので、ポッドキャストくらいがちょうどいいのだ。重低音などもってのほかだ。
夜ご飯はサラダうどんと味噌汁。
「うどんと味噌汁なんて珍しい組み合わせだね」と嫁はんに言われたので、「うどんと組み合わせていいものなんてなくない？」と反論する。
「そうだね」
今のは嫁はんのセリフである。
忠太郎は何も言わない。
ジャングル系のゲレロンステージは6/26 （日）。
出番は20:11～です。
ジャングル系のパッションあふれるツッコミ。
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